第51回長野・岐阜・富山三県山岳遭難防止対策連絡会議
2009-11-11
昨日、第51回長野・岐阜・富山三県山岳遭難防止対策連絡会議が地元、富山県朝日町で開催されました。毎年、三県で持ち回りでやっているのですが、今年は富山県の番でしかも朝日岳方面遭対協が担当だったのです。
朝日岳登山の登山口に当たる小川温泉元湯 ホテルおがわを会場にして、たくさんの山岳遭難対策関係者が集まりました。 会議の内容は、各県の山岳遭難の発生状況などの報告や、今年のゴールデンウィークに発生した北アルプス鳴沢岳における遭難事故の際における実際の救助活動の経緯などが発表されました。
わが朝日岳方面遭対協からは、入善署の中村隊員が丸山分隊長が考案した丸山式レスキューウイングについて発表しました。丸山式レスキューウイングというのは、ヘリによるホイスト作業際に吊り下げられた隊員が回転する場合があり、これを抑止する目的で考案されたものです。報道関係者も多数来ておられたのですが、大いに注目を浴びていたようです。
また、朝日遭対協の清水隊員が朝日岳遭対協の遭難対策訓練の様子を中心に最近の取り組みについて、写真を交えて発表しました。
そして最後の会議の決議を朝日遭対協の南部隊員が読み上げ、会議は終了しました。 会議のあとは、盛大に懇親会が行われ、おおいに情報交換がなされたようです。
この記事の URL : http://asahi.sounan.org/patrol/2009/11/p20091111a.html